オンライン英会話の登場によって、かなりコストパフォーマンスよく、英会話レッスンを受講できるようになりました。
対面レッスンの場合、コスト面を考慮すると、どうしてもグループレッスンを選ばざるを得ないわけですが、グループレッスンは日本人が苦手としているアウトプットする機会がかなり少なくなってしまいますし、レッスン内容もどうしてもそのグループで一番レベルの低い人に合わせられてしまいます。
レッスンを受講し、なんとなくやった気にはなったものの、結局あまり身についていなかった、という経験をされた方が多かったのではないでしょうか。
英会話スクールを選ぶ際には、「コスト」と「上達度」だけで選ぶのではなく、もう一つ「時間軸(どれだけ早く上達)」という3つの要素で選ぶ必要があると思っています。
ですので、やはり「上達度」と「時間軸」を考慮するなら『マンツーマン・レッスン』がベストだと思いますし、また「コスト」を考慮するなら『オンライン英会話』という選択肢がよいと考えています。
そして、「上達度」を考えたときには、『スキルの高い講師』から『学習ポイントがしっかり押さえられた教材』をつかって学ぶことが大切だと考えています。
また、「なぜ英会話を学ぶのか」という目的をはっきりし、目的にあった英会話スクールを選ぶことも重要です。
ビジネス英会話を学ぶ、といっても、ビジネスの実践力を高めるための英語スキルなのか、TOEIC(R)テスト対策なのか、によって最適な勉強法は変わってきます。
もし会社の人事部から昇格のためにTOEIC(R)テストのスコアを求められている、といった方はTOEIC(R)テスト対策をする必要があると思いますが、個人的にはTOEIC(R)対策は、その道のプロの日本人講師から日本語でスコアアップのポイントを学ぶのが効率的だと考えています。
ポイントを学習した後はそのポイントを押さえ、独学でTOEIC(R)テストの過去問題を何回もひたすら解いて慣れることも大切です。
もちろん英語力をアップさせた結果として、TOEIC(R)スコアを上げられればそれに越したことはありませんが、大半の人はそんな時間もありませんからね。
ただTOEIC(R)テスト対策によって、一定以上のリスニング&リーディングスキルは身についたとしても、ビジネスの実践の場でアウトプットできるスキルが身につくわけではありません。
本来、会社の人事部の方も、「会社のトップから言われているから」ではなく、本当に「人材育成の観点」から考えたならば、ビジネスの実践スキルを身につけて、社員にグローバルに活躍してもらわなければならないわけです。
ですので、「ビジネスで英語を必要としている」、「将来外資系企業に転職したい」、「海外で活躍できるスキルを身につけたい」といった方は、自ら積極的にこうした実践スキルを身につけるための手段として、『ビジネス向けのオンライン英会話スクール』を活用すべきだと思いますし、「コスト」、「上達度」、「時間軸」の観点から考えても、それがベストな選択肢といえるのではないでしょうか。