オンライン英会話は、「月額固定料金でレッスンを毎日受講できる」というシステムで運営されているスクールが多いです。
最近は「ビジネスに特化」したオンライン英会話スクールも存在し、「英語スキル」はもちろん「ビジネス経験」も豊富で、もし日本で通学型スクールに通って学んだら相当な料金になるはずであろう講師とのレッスンを毎日受講し続けたとしても、「1レッスンあたり200円台」から受講することができるスクールもでてきました。
様々な特徴があるビジネス向けのオンライン英会話スクール
ビジネス向けのオンライン英会話スクールはいくつか存在し、スクールによって様々な特徴があります。
「予約時に講師を自由に選べるスクール」もあれば、「担任制で学べるスクール」もあります。
では、こうしたオンラインのビジネス英会話スクールを活用する場合、1人の講師から学び続けるのと、できる限りたくさんの講師から学ぶのとでは、一体どちらがよいのでしょうか。
おそらく、講師を選ぶ基準は人それぞれだと思います。
「自分が身につけたいスキルや業界に精通していそうな講師」、「大学の専攻がマッチする講師」、「美人な講師」、「音声ファイルを聞いて発音がいい講師」といった点をポイントにする人は多いかもしれません。
そして実際に予約し受講してみて、「相性が良い」、「教えるのが上手い」、「スキル・知識が豊富」といった点から総合評価の高い講師をチョイスし、その人と継続的にレッスンを受講している人が多いのではないでしょうか。
個人的には、英会話初心者の人であれば、こうしたお気に入りの講師を2~3名選んでレッスンを受講していくのがよいと考えています。
まだ英語をつかってうまくコミュニケーションできない段階では、なるべく同じ講師から自分の弱点やポイントを押さえレッスンをしてもらう方が、余計なミスコミュニケーションもなく効率的だと思うからです。
ただ、1人だけの講師で受講し続けていると、レッスンが阿吽の呼吸になりすぎてしまい上達する機会を妨げてしまうのと、仲良くなりすぎて学習内容から脱線したレッスン内容になってしまう可能性があるため、選ぶのは2~3名程度とし、ローテーションしながらできる限り毎日レッスンを受講することをぜひオススメします。
そして、だんだんと英会話に慣れてきて、ある程度問題なく英語で意思疎通を図れるようになってきたら、受講する講師の人数も増やしていくのがよいと思います。
そして、かなり英語が喋れる段階になったら、できる限りたくさんの講師からレッスンを受けるのがよいと思うのです。
なぜできる限りたくさんの講師なのか
それは、実際のビジネス仕事はお気に入りの人を選んで進めていくことはないわけですから、色々な人の英語を聞き取り、色々な人とコミュニケーションしなければならないわけです。
もし同じ人が話す英語のスピード、アクセント、語表現に慣れ切ってしまうと、実際のビジネスではうまく対応できなくなってしまう可能性があります。
ビジネス英会話を学ぶ本当の目的は、ビジネス英語自体を学習することではなく、実際のビジネスで英語をつかってうまくコミュニケーションすることによって、仕事をうまく進めていくことだと思いますので、レッスンもなるべくその目的を達成するための実践の場としていった方がよいと思うのです。