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「Dead as a Doornail」の使い方や意味を複数の例で解説!

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「Dead as a Doornail」とは完全に死んで役目を果たせない状態のこと

曲がってしまった釘のように取り返しがつかなくなった状態

蟻を踏み潰すといった行為は残酷ですが、割と誰でも子どもの頃にやってしまった経験があるのではないでしょうか。

自分たち人間にとっては少し煩わしい存在である小さな虫、それも子どもでも簡単に命を奪うことができてしまう蟻ですが、大人になった今私自身は蟻を振り払うことはあっても踏み潰すことはなくなりました。

それでも小学生ぐらいのときまでは外で過ごす時間も長かったこともあったせいか、結構私も周りの子どもたちも学校などで蟻を見かけたりしたら踏み潰すことが多かったです。

アメリカで小学校時代を過ごした経験から、後から気づいたことが一つあります。

日本の小学校は教室の廊下などが室内にある場合が多く、教室のドアの外はすぐに野外ではない場合が多いです。

基本的に登下校するときや校庭に出るときを除き、学校のビルの中で過ごす時間が多いため上履きを履くという習慣があるのが日本の学校です。

それに対し、メリカの郊外の小学校は一階建ての校舎が多く、また教室のドアの外はすぐに野外です。

もちろん上履きといった文化もありません。

それもあり虫が教室の中に入ってくることが多く、蟻が教室の中にいるということも結構ありました。

気づいたら机の上にいることも、座っている床にいることもありました。

そういった中ある日、教室のドアの近くに蟻がいることを発見したクラスの男の子はその蟻を何度も踏み潰し、やがて動かなくなったその蟻の死を確認したところ、教室のドアを開け、その蟻を外に足で蹴り出し、ドアを片手でコンコン叩きながら発した言葉でした。

 It’s all beaten up, dead as a doornail.

もうやっつけられていて完全に死んでいるよ。

今考えるとかなり残酷な光景ですが当時はよくあるような光景でした。

この場合、「dead as a doornail」とは直訳すると「ドアの釘のように死んでいる」という意味になります。

元々ドアを固定するのに使われていた釘は一度打ち込まれて位置や形も固定された後にはそれを変えることができない性質であり、また再利用も不可能でした。

曲がってしまった釘を元に戻すのも難しく、一度駄目にしてしまった釘はもう使い物になりませんでした。
そういった釘の性質から「dead as a doornail」といった言い方が生まれたと言われています。

もちろん釘そのものには最初から命があるわけではありませんが、一度使ってしまうと再利用できないという意味で「取り返しがつかない」という概念から来ています。

上述の例の場合、蟻の命を奪ったクラスメイトはドアを叩きながら「dead as a doornail」と言いましたが、それはちょっとしたシャレということになります。
教室のドアも押したり引いたりして開け閉めするドアで、ドアの横にはドアを固定するための釘が見えていました。

蟻の蹴り出し方と「dead as a doornail」といった強い表現を誇らしげに発していたクラスメイトを見て「さすが男子だな」と感心しながらもそこまでやらなくても良いのに、という気持ちもありました。

ちなみにそれを目の前で見ていた私は「釘は最初から死んでいるじゃん」という突っ込みを入れたのでありました。

生き物ではないものに対しても使われる「dead as a doornail」

先ほどの例は最も直接的にこのフレーズが使われていたシチュエーションでしたが、大人が使う場合だと物事や人に対して使われる場合が多くなります。

分かりやすい例はパソコンなどの電子機器が使い物にならなくなってしまったときです。

高校のとき、先生たちは皆学校から貸し出されたパソコンをデスクに持っていましたが、やはり公立の学校であったためか予算も厳しくその教室を使う先生たちが同じ一つのパソコンを共用するといった形でした。

よくパソコンの不調に悩まされていた先生がいましたが、きっとパソコンの中にはデータがたくさんありすぎたのかもしれません。

ある日歴史の先生が生徒たちの成績を入力しようとしていた際、画面がフリーズしてしまったときに発した言葉でした。

 This computer is completely finished, dead as a doornail; it doesn’t function anymore.
このパソコンはもう完全に寿命だ、治らないしもう機能しないのだから。

長年使われているパソコンである上同時に何人かの先生と共用されているパソコンがもう機能しなくなったのでした。

自分たちの成績の記録などがそのうち消えてしまうのではないかと生徒側の私も心配だったので新しいパソコンに変えてもらえることを知って私も少しホッとしました。

この場合パソコンが「釘のように死んでいる」と表現されていますが、要するにパソコンが壊れたということです。

考えや計画が「dead as a doornail」のことも

生き物や電子機器などの物以外、命や物体がないもの、つまり考えや計画などに使われることもあります。

アメリカでの高校時代のとき、化学の授業で班に分かれ、自分たちで実験を考えてその計画を先生に発表し、許可をもらった後に実験を実行してレポートを書く、といった課題と向き合っていたときのことです。

残念ながら私たちの班が考えて発表した実験計画には不十分なところがあり、計画自体やり直すように言われてしまいました。

そのときに同じ班の仲間が授業が終わった際に私に言ってきた言葉でした。

 Our proposal is dead as a doornail, we need to drastically change our approach.
私たちの計画書は全く使い物にならない、アプローチを大幅に変えよう。

いつも使っていた洗剤に関する実験の計画でしたが、せっかく生活に密着した面白い実験のつもりであったのにも拘わらず実験のアプローチに不十分なところがあると言われてしまい、他の班は皆一発で実験を実行するための許可をもらっていた中私たちの班だけ計画書からやり直しとなったので焦りました。

この場合「dead as a doornail」であるのは計画書であり、使い物にならない状態になってしまった釘のように計画書も実行できるような内容のものではなかったということになります。

命がある人間や動物が死んだとき、また命がない物体が使い物にならなかったり考え出した計画などが実行できないものになった場合など、様々なものや状況に関して使われることがある「dead as a doornail」です。

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