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cheap? inexpensive?「すごく安いね」を英語で何ていう?

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近所の量販店の洋服売り場でワゴンセールをやっていて、安い割に高級感のあるブラウスを見つけたので、購入してさっそく着て出かけました。待ち合わせ場所に到着すると、待っていたアメリカ人の友人が、「そのブラウス、いいね。」と言ってくれました。
「そう、すごく気に入っているの。値段がすごく安くて、なんと300円だったの!」と言うと、
「Wow, it's a steal.」
と言われました。

ん? stealって盗むって意味よね? と思い、

No! I did not steal it. I bought it.
ううん、ちゃんと買ったんだよ。
I know. You said it’s 300 yen.
わかっているよ、300円だったんでしょ。

と言われました。この時はワンピースの話はそれで終わったのですが、「何で盗んだと思われたんだろう?」ともやもやして、留学経験のある友人に聞いてみたところ・・・

it's a steal.」は「すごく安いね。」っていうことだと教えてくれました。タダみたいな(まるで盗んだみたいな)お買い得の特価でよかったね、良い買い物ができてよかったね、という意味になるのだそうです。

後日、この時のアメリカ人が年季の入ったちょっと高級そうな皮ベルトをしていたので、「それ、素敵だね。」と言うと、「古着屋で100円だったんだ!」と言うので、思い切って「it's a steal.」と言ってみたら、とっても喜んでくれました。
お買い得な、良い買い物をしたことが自慢らしかったです。

この「steal」で安いを表現する方法は、

I bought this belt and it was only 100 yen ! That's a steal !
このベルト買ったんだけど、たった100円だったんだ。安かった!

という風にも使えます。

「steal」と言う単語は「盗む」「奪う」「こっそり動かす」「(野球の)盗塁」といった意味がありますが、そのほかに「ただ同然で手に入れた格安品、掘り出し物」という意味があります。主にアメリカで使われる会話表現です。

英語で「安い」は?

さて、英語で「安い」を何ていうか?と考えてみると・・・まず「cheap」がすぐに思い浮かびますね。
cheapは確かに安いという意味で、「It’s so cheap!」(すごく安いね。)などと言うことも出来ます。日本語で「チープ」と言うとちょっとネガティブな意味合いも含みそうですが、英語で値段の話をしているときに使っても基本的にネガティブな意味は含みませんので、安心してください。

ただ、値段ではなく品物の質などについて話している時はちょっと注意が必要です。たとえば、100円ショップで買った椅子がもう壊れちゃった、という話をしていて「This is a cheap chair.」などと言うと、まあ安かろう悪かろうだったな、というニュアンスを含んでしまう可能性があります。

「a cheap chair」は「安い椅子」という意味ですが、会話の流れによっては「安物の椅子」という意味にもなるわけです。

ちなみに「He is cheap.」と言うと「彼はケチだ。」という意味になってしまいますので、注意しましょう

cheapよりもはっきりと、「値段が安いこと」を言いたければ、「inexpensive」という単語があります。cheapよりちょっとフォーマルな印象になりますが、cheapのように「質が悪い」というニュアンスは含まれず、確実に価格が安いことを伝えることができます

「This chair is inexpensive.」と言えば、「この椅子は安い。」(安いけれども、安っぽくはない、質は悪くない、というニュアンス)となります。

その他の「安い」

「安い」にはほかにも、「reasonable」「affordable」「economical」などがあります。

reasonable」は、「理性的な」「合理的な」などの意味があり、価格について言う場合は「合理的で手ごろな値段」「まあ悪くない値段」「妥当な値段」というニュアンスになります。日本語に訳せば「安い」となることもありますが、必ずしも質が悪い「安物」ということにはなりませんので注意しましょう。

affordable」は、「手に入る」「お手ごろな」という意味を持つので、誰でも手に入れることができる値段」という安さの表現です。「affordable price」で「手頃な、無理なく買える値段」、「affordable product」で「手頃な、無理なく買える商品」となり、お手ごろで無理なく手に入るという意味での「安い」となります。ただし、「affordable luxury」というと「手の届くぜいたく品」となり、こちらも「reasonable」と同様、必ずしも「安物」ということにはなりません。

economical」は、日本語で「経済的」というのを安いと言う意味に使うのと同じように使えます。

値切るときの「安い」

「安い」を使う別なシーンとして、海外旅行に行って買物をする際に「安くして!」と言う場合がありますね。

値切るときの定番表現は、「Could you give me a discount ?」です。私は海外旅行に慣れていない頃に、海外の市場で「discount ! discount !」と連呼して値切った経験がありますが、今思えば、まあ、あまりスマートな会話ではありませんでしたね。

お店に入ったらまず「Hello !」などと挨拶をし、(できればお店を褒めたり商品について聞いたり、店員さんと会話をした後で、)

I like this bag. How much is it ?
このバッグ、良いですね。いくらですか?

と聞いた後に、まけてくれませんか?と切り出すのが良さそうです。
値切る表現にはほかに、「make it cheaper」もあります。

Could you make it a little bit cheaper ?
少し安くしてもらえませんか?

などと使えます。「安い」にもいろいろな表現がありますね。いろいろなニュアンスを含んでいるので注意が必要なこともありますが、どんどん会話をしながら覚えていきましょう!

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