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play it ear. by a hair. をネイティブはこんな時に使う

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私は、アメリカに住んで既に10年になります。
日本にいる時は、それなりに英語も勉強しましたが、どうしても英語を好きになれなかった私です。それでも、アメリカで生活をすることになり、英語にも馴染まなければいけません。雑誌を読んだり、テレビを見たり、近所の友達と話したり、子供たちのママ友と連絡を取り合ったりと日々格闘しながら英語を習得するために励んでいます。

子供がいるおかげで、それなりに学校の用語とか、友人関係から学ぶことは本当に多いです。しかも日本の学校で習うような机上の勉強ではなく、本当に生の英語。単にウェブサイトの翻訳機能で訳しても出てこないような言葉もしばしばあります。
「あー、これが生の英語か〜」と言う体験は本当にたくさんあります。

最近では、ネイティブのアメリカ人との付き合いもそれなりになってきて、友人も私が英語嫌いなどとはわからなく、普通にネイティブの言葉を使うようになってきて、嬉しい半面、いつもドキドキ、そして本当に勉強になるな〜と言うことばかりです。

 

単語は全部中1でならう play it ear の意味は?

今回お伝えするのは、ママ友に言われて「へぇ〜」と思った言葉です。
日本では、学校で教わったありきたりの単語やフレーズしか教わってないので、それらしか覚えていなかったので、これを聞いた時、「わ、これが生の英語だ!」と感動したのを覚えています。
体の一部を使ったフレーズは沢山ありますが、今回のフレーズもその一つ。「ear(耳)」を使ってのフレーズです。

それは、息子の野球の送迎をする時に使われました。いつも友達とカープール(乗り合わせ)で野球のグラウンドまで子供達を送っているのですが、ちょうどその日は、曇りの日で、天気予報はこれから雨が降る予報になっていました。
ママ友とメールでその日はどちらが子供達をグラウンドまで送るかと言う話をしていました。

Do you think it will rain?
今日は雨が降るのかな〜
I wonder if the baseball game is on or not….
野球あるのかな〜?
It might be raining, so we’ll play it by ear.
雨が降るかもね〜。じゃ、we’ll play it by earね〜

と言ってきたのです!

はじめ「??」と「え?耳であそぶ?」と意味がわからなかったのですが、なんとかその場は終わらせて、早速調べてみました。はじめ、ウェブサイトの翻訳で「Play it by ear」と入れてみると「耳で遊ぶ」とか「耳で再生する」「耳で演奏する」とか出てきて、ますます「意味わからない〜!」となってしまったのです。

あの会話から、「耳で遊ぶ」とか「耳で演奏する」ってありえないだろうと思った私は、他に意味はないかと、いろいろなサイトを見てみました。調べてみると英語のフレーズが沢山書いてあるサイトを発見、そこで、「play it by ear」は「成り行きに任せる」「その場の状況に合わせる」と言う意味だとわかりました。

確かに言われてみると、「play it by ear」は「耳でそれを遊ぶ→耳でそれをする」と言うことになると思います。そこから準じて「耳で聞き次第、それをする→成り行きに任せる、その場の状況に合わせる」となったのでしょう。言われてみれば納得です。でも、言われればわかるものの、初めて耳にした時は、本当に、狐につままれたような感じでした。
「え?play? え、it? by earってどういう意味?」
と本当にわかりませんでした。

by a hair は日本語も由来が同じ?

この中の単語「play」「it」「by」「ear」は、どれも中学生英語、しかも中1程度の英語ではないではないですか! それなのに、意味がわからないなんて、アメリカに10年住んでいても、本当に、英語って難しいな〜と思ってしまいました。
でも、反対に、言われてみると、簡単な単語で日常の行動にあった言葉ができているんだな〜と感動してしまいました。

今回はearを使ってのフレーズでしたが、このような体の一部を使ったフレーズは英語ではとても多いように感じます。
顔だけでも、ear(耳) だけでなく、chin(あご)やeye(目)、face(顔)など他にもたくさんのフレーズがありますね。
顔の一部ではないですが、以前、テニスをしている時に、ネイティブの方がhair(髪)を使ったフレーズを言っているのを耳にして「へぇー」と思ったこともあります。

それは、「by a hair」という言葉で、「間一髪のところで」とか「ごくわずかの差で」とか「紙一重で」という意味です。
その時は、テニスの試合でギリギリで勝つことができ、一緒にダブルスを組んでいたネイティブの友人が、

Finally, we won the match by a hair.
ごくわずかの差で、ついに私たちが試合に勝ったね

と言ったのです。状況とby a hair以外の言葉で「ついに私たちが試合に勝ったね」ということはわかりましたが、by a hairという言葉が気になっていました。家に帰って調べたら、「ごくわずかの差で」という意味だとわかり、とても納得しました。まさに髪1本(a hair)の差だということですね。日本語の「間一髪」もまさに「1本の髪の間」ってことですもんね。全く、同じ意味を英語で言っているだけなんだな〜と一人で頷いてしまいました。

このように、生活に馴染んでいる体の一部を使った言葉って、英語には本当に多いですね。耳を傾けてみると楽しくなってきます。是非、ネイティブの方と話す機会があれば、注意して聞いてみてくださいね。

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