私は外資系企業に勤めていた時に、出張で何度もアメリカへ行きました。
主張先はフィラデルフィアなのでニューヨークに近い場所ですが、それでもフィラデルフィアっ子という意味で「フィリ」と言われました。
オフィスで一番耳にしたのは、”Thank you.""に対して""You are welcome."" ではなく、""Uh-huh. ""や""Sure.""と言うことでした。
初めて聞いた時にはかなりそっけない応え方なので、ちゃんとお返しの言葉を言わなくて良いのかと心配になりました。
日本人なら誰でも教科書通りに応えてしまうところですが、これが本場の応え方なのだと感心したことを覚えています。
オンライン英会話の講師は言葉も丁寧であまり俗語は使わないのですが、やはり本土へ行くと初めて聞く表現が多く、それで良いのかと思っているうちに「日本人はボーッとしている」と思われてしまっている様です。
アメリカのMTVでのリアル書き込みにやたらと多いのは""Cool!"" です。
「カッコイイ」がそのまま""Cool!"" になるのですが、”Cooooool!!"" とやたらに長く表現する人が多いですね。
また、アメリカ本土へ行ったら""Where are you from?"" と訪ねると、実に色々な答えが返ってきます。
自分の国籍を答える人、自分の州を答える人、自分はどこ系のアメリカ人なのか、特に自分の良心の出身地や民族まで答える人がいるので、話が長くなることがあります。
多人種の国だけあって、日本人なら必ず思うところの「どちらから」を訊こうと思うとかなり苦労します。