炭酸ジュースを飲もうとした時、「あれっ、これ炭酸抜けちゃってない?」なんて、思わず呟くことありますよね? 食べ物の状態を表すちょっとした表現を押さえておくと、ふとした時にすぐ使えて英語のボキャブラリーもふえて、ますますネイティブに一歩近づくことができますよ!
今回紹介するのは、こちらの6つのシチュエーション
1.Flat coke
(炭酸の抜けたコーラ)
2.stale bread
(乾燥して痛んだパン)
3.moldy fruit
(カビてるフルーツ)
4.soggy cookies
(湿ったクッキー)
5.This milk has gone off.
(この牛乳ダメになってる)
6.Rotten banana
(腐ったバナナ)
さあ、それでは一つ一つ解説を見ていきましょう!
Contents
1.Flat coke
Flat:形容詞、意味:(平らな、平坦な、浅い)
Flatには、平らなや平坦なという意味の他に、Flat plate(底の浅い皿)などで使われる(浅い)という意味を持つ形容詞です。ではFlat cokeとなると、平たいコーラ?なんて、想像してしまうかもしれませんが、ここではタイヤの空気や炭酸などの(気が抜けた)という意味もあります。
つまり、炭酸が抜けてしまって、味が薄平たくなってしまったなぁーと想像してみるとflatの感覚を覚えられるのではないでしょうか?
flat coke
炭酸の抜けたコーラ
flat beer
気の抜けたビール
This coke went flat.
このコーラは炭酸が抜けている
=go flat(炭酸などが抜ける)
2.Stale bread
Stale: 形容詞、意味:(古い、失効した、陳腐)
Staleには、期限が過ぎてしまって古くなった、ベストの状態を過ぎてしまって新鮮でない、などという意味があります。そして食べ物に関して言えば、硬い、乾燥してる、腐っている、というような意味合いが当てはまります。
時間のたったパン...つまり乾燥して硬くなってしまったカリカリの痛んだパンを想像してみてください。
Staleは他にも、(むっとする)という意味もあります。
Stale bread
乾燥して痛んだパン
Stale air
むっとする空気
3.Moldy fruit
Moldy 形容詞、意味:(カビた、カビくさい)
Moldyという単語をみたらすぐに「カビ」を思い出しましょう。まさに、「カビたフルーツ」という意味ですね!
その外にもMoldyには(古臭い)という意味もあります。つまり、なんだか古臭くてカビっぽい....そんなイメージですね。
Moldy fruit
カビたフルーツ
Moldy tradition
古臭い伝統
Soggy:形容詞、意味:(ふやけた、水浸しの、元気のない)
Soggyには、水っぽくてやわらかい様なイメージがある形容詞と覚えてみましょう。水っぽく、ぬかるんでいる運動場もこのsoggyを使って表現することができます。
Soggy cookie(湿ったクッキー)
Soggy ground(ぬかるんだ運動場)
The ground is very soggy because of the rain.
雨のせいで運動場がとてもぬかるんでいる
5.This milk has gone off.
has (現在完了形の継続をあらわす)、gone(goの過去分詞: go/went/gone ) off(ーから離れて、ーから消えて、それて)
「牛乳が腐っている」という事実を表すために現在完了形が使われていますが、難しく考えるのはやめて、"have(has) gone off" という塊で覚えてしまいましょう!"go off"には、「腐っている」という意味と、「消え去る」という意味があります。”Off”には、消えてなくなるというようなイメージをもってみましょう。
つまり、賞味期限がとっくに過ぎてしまって腐ってしまったという状況をイメージしながらこの1文丸ごと覚えてしまえば、上の二つの意味を同時に感じることができるのではないでしょうか。
This milk has gone off.
この牛乳、腐ってる。
Hasn't it gone off?
これ腐ってない?!
6.Rotten banana
Rotten: 形容詞、意味:(腐った)
Rottenはまさに(腐った)という意味の形容詞です。これだけ覚えていればあと他の表現を知らなくてもとりあえず腐っているという事を伝えられますね!ほかにも、(うんざりするような、つまらない)という表現でも使うことができます。
A rotten banana
腐ったバナナ
A rotten weather.
うんざりするような天気
That banana went rotten.
あのバナナは腐ったよ
go rotten=腐る(動詞)
意味は似ているけれど、食べ物によって微妙に違う表現を上手に使い分けて、「この食べ物、なーんかおかしい!」という直感で感じたことをさらりと英語で言えたら、あなたもなかなかの英語上級者になれますよ!一つ一つの単語を丸ごと覚えるというよりは、単語の大まかな意味合いをイメージして覚えることで、英単語はどんどん頭に入ってきます。そして、かかならずその単語を使って独り言でもいいので実際に使ってみると習得が早くなりますよ。