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首ではなくて鼻を突っ込む?英語では無駄な詮索する人はnosyな人!

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「鼻」のような人は鬱陶しいし嫌われる?

プライベート詮索をされることは多くの場合決して気持ちの良いものではありません。

初対面の人の場合は尚更そうですし、仲良くしている関係の人との間にもマナーとして良い意味での距離を保つことが大事です。初対面の親しくない人、それも親しくなることを望んでいない人が家族のこと、仕事や収入のこと、住居や婚姻状況のことなど色々と次々と質問してきたら逃げたくなる人は少なくないと思われます。

そういう状況に陥ったとき、心の中ではこう思ってしまう人が多いでしょう。

He is such a nosy person.
彼は本当に詮索好きな人だ。

この「nosy」とは「鼻」である「nose」から来ている言葉です。つまり「鼻っぽい」ということになりますね。鼻とは英語ではあまり良い表現で使われることがありません。もちろん純粋に身体の一部として言われる場合は除きます。

人にしても動物にしても、自分の領域に他人の鼻が大きく近づいてくる光景を思い浮かべていただくと想像がつくと思いますが、人の鼻が近づいてくることは決して気持ちの良い光景ではありません。

鼻にしても身体の他の部分にしても、他人がそこまで近い距離まで詰めてくるのは好ましくありません。色々余計な関心を持たれたり無駄な突っ込みを入れられたりするのは誰もが不快でしょう。

Don't stick your nose in other people's business.
人のことにそこまで首を突っ込むのはやめてください。

このフレーズはアメリカでは様々なところで頻繁に耳にする言葉です。

小さい子どももよく言われますし使います。自分以外の人に無駄な関心を持ち相手のプライバシーを侵害するような発言や質問をした際に子どもの躾けとしても度々使われるフレーズでもあります。

鼻とは嗅覚と関係する身体の一部ですが、鼻を突っ込んで色々と他人のことを嗅ぎ取ろうという意図を表した言い方だと言えます。日本語の場合は「首」を突っ込むことになりますが、首をキリンなどの動物のように長く伸ばして本来は見たり聞いたりするべきでないことを知ろうとするその姿勢を表した発想だと言えます。

Mind your own business.
自分以外のことに無駄な関心持つのはやめましょう。

プライベート詮索をされて嫌な思いをした側は、答えたくない質問や突っ込みに対してこう答える場合が定番です。意味は「そちらには関係ないでしょう」と同じです。ちなみにbusinessとはビジネスをすることや経済とは一切関係なく、ある人の事柄や事情などについてのことです。

It's none of your business.
あなたには関係ありません。

この言い方は一層強く、かなり否定的で反発的な感情が込められていますが、よっぽど失礼な質問をされたときなどにはよく使われるワンフレーズです。

自分から断って言う控え目な姿勢の使い方も

一般的には「nosy」とは人から言われたりする言葉ではありますが、中には自分から「プライベート詮索するつもりはないのだけど」、或いは「お節介するつもりはありませんが」と断ってから何かを聞き出したりする人もたまにいます。

聞いては失礼かどうか微妙なところのときなどには便利な言い方ではあります。

I don't mean to be nosy, but why were you at the hospital yesterday?
失礼なことを聞くようであったらすみませんが、なぜ昨日病院に行かれたのですか?

こういった風に、もしかしたら自分が聞こうとしていることは個人的なことで聞かれたくないようなことかもしれないということを承知した上で何かを質問する人もいます。

もちろん相手が答えたくない場合はそう返事するでしょうし、その場合は素早くその話から話題をそらすことがマナーです。

また、動作などに対して形容詞として使われることもあるnosyという言葉です。

He flipped through my collection of books in a nosy manner.
彼は私の本のコレクションを詮索するような感じで漁って行った。

こういった場合は直接本人が発した質問や意見ではなく、本を漁るときの雰囲気を表した場合のnosyです。

やはりあまり良いシチュエーションでは使われない「鼻」

前述したように、英語では何かと「鼻」はあまり良い風に使われることがない単語です。姿勢が悪い子どもが字を書いている際、よく親はこう注意します。

Don't write with your nose.
鼻で書くのはやめなさい(悪い姿勢で書くのはやめなさい)。

「鼻で文字を書く」とは、猫背で尚且つテーブルの上にある紙と顔が近づきすぎた体勢で字を書いているという意味です。実際に鼻で鉛筆を持って書いているということではありません。姿勢が悪いことを指す言い方です。

身体の姿勢が悪いことも好ましくなく、また人と関わるときの距離のとり方や姿勢が悪いのもやはり嫌われます。人のプライベートに「鼻」を突っ込んだり、「鼻」で文字を書いたりなど、好ましくない姿勢が表れていますね。そういうことを言われないような人間になりたいものです。

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